Sunday Game Engine正式公開しました。

テストバージョンの3D機能を削って整理しただけのものです。
まだ最低限のドキュメントしかありません。サンプルはこれから作りますが、これからの2D開発はこれをベースにやっていこうと思います。
プログラマ向け汎用ADVエンジン(NScripter2)を一息に作るのは無理があると思うので、まずは実際に動く作品をいくつか作って、それを通して仕様を考えていこうと思います。来年までには同人を、来年以降は商用のゲームを開発しながら充実させればいいかなと思っています。


うちのサイト上で配布できるフリーゲームのサンプルも作りたいのですが、素材を作る技術がないもので、協力してくれる人がもしいらっしゃったら声かけてください(お金は出ませんが……)


以下開発方針の余談です。
2Dゲームの基幹ライブラリとしてはごく普通の機能を備えていますが、多分リソースの管理が固定の番号制であるところには不満が出ると思います。しかし、内部構造を単純にすることと、DirectXのリソースの有限性を意識させるという意味で、あえてこういう仕様にしています。リッチなリソース管理はLuaを使って書いてください。単純にローカル変数を宣言して番号を入れるだけでエイリアスになりますし、関数かオブジェクトをいくつか書けばスマートポインタ的なことが出来るかと。

3Dゲーム用のエンジンは、動作環境だとか、一から書く手間だとかを考えて、このプロジェクトからは切り離しました。しかしMMDには強く惹かれているので、なんとかフリーの使いやすいライブラリを使って書きたいです(出来るかどうか分かりませんが)。描画エンジンも物理計算エンジンも今はフリーのがあるみたいなので。なるべくシンプルにLuaスクリプティング可能にして、マシニマに選択肢分岐などを追加したエンジンが目標です。MMDみたいな感じでセルシェーディングします。高度なFPSを作りたいわけではないので、手堅く動く描画エンジンをなるべく簡単に使えればいいのですが。